天童・人間将棋2013 ~その1~

ぶんです。

4/20の夜からお休みを頂き、1泊4日(車中泊2日)で山形の天童市に行ってきました。

目的は4/20~21で開催される「人間将棋」。プロ棋士同士の対局の駒を、全国から公募で集まった皆さんが武将に扮して行うというもの。

4/20、23:00横浜発の深夜バスに乗って出発。山形駅には翌朝7:00に到着。奥羽本線で天童へ移動し、午前中一杯は雪の天童市内をぶらぶらと徒歩で観光&日帰り温泉でゆっくり。「雪中桜」なんて滅多に見られませんからね、凄く綺麗でラッキーでした!!




 山形のローカル電車「奥羽本線」。ドアは自分でボタンを押さないと開きません。





 雪中桜。とても情緒ある風景でした。


天童市は将棋駒の生産日本一の町であり、町中至る所に将棋に関連するオブジェがあります。道に詰将棋が出題されているほどです。


 歩道に描かれた詰将棋。かなり良い問題です。暫く立ち止まって考えました。


4/21は山形全域が雪となってしまい、市民文化会館内で行われる事になりました。11:30頃に会場へ移動。早めに行って人間将棋後の「百面指し」イベントに申し込むつもりだったのですが、なんと既に78番目!!危なかった~。

13:00から人間将棋がスタート。最初に織田信長が出て来て、東軍・西軍の決着を将棋で決めるよう両軍に言い渡します。東軍の指揮官が「中村大地 六段」、西軍の指揮官が「行方尚史 八段」です。


織田信長


東軍・西軍代表武将による刀と槍の演武。


全国から公募で集まった「駒」の皆さん。カッコイイ!!


東軍指揮官の中村大地六段


西軍指揮官の行方尚史八段


大盤解説の木村一基 八段


聞き手の早水千紗 三段(左)と、山口恵梨子 初段(右)

人間将棋の内容は勝ち負けよりも「全ての駒を動かす」事が重要です。全国から集まってくれた「駒」の皆さんが、最後まで一歩も動けなかったら可愛そうだという配慮だそうです。

ということで将棋の内容はプロ棋戦とは違った大混戦となり、東軍中村大地六段が勝利しました。

人間将棋後は急いで百面指し(指導対局)会場へ。大人から子供まで多くの方が参加してました。先生方が来る前に並べておくのが礼儀です。


私は2枚落ち(飛車角抜き)で対局して頂く事にしました。


木村一基 八段と対局中!!


先生は5五歩から左銀を繰り出してきました。右辺から金銀桂、王までもが上がってきて押し潰す作戦のようです。


私はそれに備えて三間飛車~四間飛車と切り替え。6三に王が上がった所をチャンスと見て、一旦7七桂と跳ねてから六筋の歩を突き捨てて9七角と上がり力を溜めました。


この9七角は木村先生の読み筋になかったようです。ところが△6五歩打▲同桂△同桂。この桂は5三の銀に当たっている為当然▲同歩と取るかなと思った所、先生は▲4二銀と引き、私の攻めをぼかしてきました(写真1)。

写真1 ▲4二銀引まで


この6五にある桂は先生にとってはいつでも取れる桂。放置してこの後▲9五歩から角を攻められると右辺が制圧されてしまいます。ここで先生が席を外したので、私はゆっくり考える事ができました。


先に取った桂を使って何とか6筋を突破できないかと考え、指したのが8五桂打。2枚の桂を使って7三桂成で金と交換した後、6四角の強襲が狙い。後で「あの8五桂が決め手でしたね」と褒めていただけた好手でした。

6五の桂を強引に取らせて△同銀と上がり、6筋の位を取る事に成功。先生は5一金と王の逃げ道を予め作ってきました。(写真2)


写真2 ▲5一金まで

この後△6四歩打▲7二王△7四銀▲5二銀(写真3)と進み、△6三歩成で王手と同時に角道を空け、▲同銀に△4二角成で銀を取って、△7三銀打からは一気。最終手△4三銀打で先手投了となりました。 


写真3 ▲5二銀まで

写真3以降は△6三歩成▲同銀に△4二角成▲同金△7三銀打▲6一王△6二銀成▲同王△7三桂成▲5一王△6三銀成▲4一王△5二金打▲同金△同成銀▲同王△6三飛成▲4二王△4三銀打(写真4)

写真4 私の△4三銀打で終了。先手投了図と木村先生との対局証明書


2枚落ち&考慮時間数秒という超ハンデ戦ではありますが、勝たせて頂きました。先生が投了後「最後までとても良い構想でした。特に9七角と8五桂は良かった」と褒めてくださったのが凄く嬉しかったですね。  


対局後に木村先生と握手。


指導対局中の行方先生


指導対局中の早水女流三段


美人過ぎる棋士と評判の山口女流初段


超ハンデ戦とはいえプロ、それも八段に勝ったという余韻を持ったまま会場を後にし、時間の許す限り駅前の交流室で人間将棋を観に来た全国の将棋ファンの方々と対局してました。ここではもちろん平手。副支部長(三段)と対戦したのですが、粘りに粘ったものの一度も王手をかけることもできずに敗北。やはり強いですね~~~(;^_^A 悔しい!!

来年はもっと勉強して、百面指しは飛車落ちで挑戦、交流室では全勝できるようになりたいと思います!! 


交流室には高橋和 元女流がいらっしゃいました。美人ですよね~



「天童・人間将棋2013 ~その2~」 へ続く
 

イベント

Posted by DSBUN