カンボジア日本大使館に免許について聞きました

2020年5月8日

ぶんです。

なんとなくコロナが収束に向かいつつあるような気がしてますが、一度停滞した経済の流れが元に戻るのは簡単ではありませんね。

日本では1人10万円の給付金と、休業となったお店への補償金など、決して十分とは言えないながらも国もできるだけの事をやろうとしてくれてます。

そんな時、昨日スタッフにこう言われました。

「これから捕まった時に免許を持っていないとバイクを没収されてしまうから、明日免許を取りに行ってくる。250ドルも払わなきゃならない。」

下の動画をみて、ご近所さんと話したとの事。

実際に5月1日から急に取り締まりが厳しくなり(違反金が突然4倍に跳ね上がりました)、街中に警官が山のように立ってます。警官一人ひとりも自身の生活の為に捕まえた人に対して何を要求するかは想像に難くありません。

私、こちらでの移動はスタッフのバイクを借りて動いているので、これは放置できない問題です。免許代を出すべきかも考慮に入れつつまずは事実確認。カンボジア日本大使館へ電話しました。

この後スタッフに運輸局へ電話させ確認したところ、125cc以下のバイクは免許は不要。違反金が上がったのは間違いないとの事。スタッフのバイクは90ccなので今まで通りで問題ありません。

これから更に運転に注意しなければならないという結論に至り一段落したものの、この一連のやり取りで私が不満に思った点があるのです。

1.言う事が鵜呑みにできない。
 動画を見て、ご近所さんと話して、何の確認もせず「免許を取りに行く」という行動に出ようとしたこと。実際に運輸局に電話しろと言ったら、「100ccまで大丈夫とご近所が言ってたから必要ない」と反論するのです。口論になりかけたので、私が自分の電話でかけ、代わって確認させました。

2.コロナで大変なこのタイミングでの違反金値上げ
 5月1日から違反金が上がったのは確かです。しかもカンボジアの違反金はその場で現金払いなので、実際に動いたお金は上記検挙ニュースよりも多いと思います。コロナで仕事がなくなり、運悪く捕まってバイクを没収され、結局売って違反金を払った人がいるというのも嘘ではないようです。こんな事したら余計に経済が停滞し、行き詰った人たちが犯罪を起こしてしまうきっかけになってしまうと思うのですが。

3.反省がない
 1.の続きになってしまうのですが、正確な情報を得ずに行動に出ようとしてた事について反省が無いのです。「そうなんだ~」程度。私が鵜呑みにして250ドル負担してたら全く意味のない出費になってた所です。
このように大抵の事は「エイ・ヤー」で動き、後で問題が起こると上が責任取るのが当たり前と考えるのが国民性なのですが、単におおらかという言い方もできます。

日本人が「言葉と行動に責任を持つ」のが強すぎるという意見もありますかね。

私は常に細かなところまで気を遣わなければならないのは間違いありません。