ル・アンジュ様ショップカード

2020年3月5日

https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000146839/

エステ&リラク ル・アンジュ様のショップカードの他いろいろ納品させて頂きました。デザインはトラディッショナルな飾り径がお好み。色は「臙脂 えんじ #b94047」に統一したいとご希望がありまして、校正と印刷の説明に時間を使わせて頂きました。

というのも我々デジタルスタジオブンでは小さなカードでもプリンタ印刷ではなく(廉価版を除く)、本物の印刷機を使用しています。本物の印刷機では必ず「版(印刷の原板となるアルミの板)」が必要となり、これは海外とはいえとても高価です。

<参考画像>フルカラー4色印刷機。ローラー1つ1つに シアン(水色)、マゼンタ(ピンク)、イエロー(黄色 ) 、ブラック(黒)のインクをセットして、アルミ板から転写させて印刷します。

みなさま高品質な印刷物が欲しいのは当たり前。ご自身のお仕事、特にお客様へ直接お渡しするものとなれば尚更です。海外生産で人件費は抑えられても送料で相殺されがちな今日この頃。じゃあ価格を抑えつつ綺麗に印刷するにはどうするかというと、複数のお客様の印刷物を一つの大きなアルミ板に混在させて、後で個別にカットすれば節約できます。これを合板印刷といいます。

一つの版に合わせて印刷するので、単独印刷に比べてコストが安くなります。ただし様々なデザインや色合いの印刷物を並べて印刷する為、カラーマネジメントができず発色にバラつきが出るのです。 良い事ばかりではありません。

ご希望の「臙脂色」は日本の伝統色。画面上で表現してもそれはあくまで画面で、お客様が校正の際にスマホやタブレットでご覧になると、媒体の光度に表現色が左右されるためまったく当てになりません。実際に印刷すると加法混色と減法混色というのがありまして、また色が変わってしまうのです。そもそも色の表現方法が画面と紙では違うので仕方がないのです。

加法混色。光の三原色Red(赤), Green(緑), Blue(青)を混ぜると白になります。
減法混色。色の三原色シアン(水色), マゼンタ(ピンク), イエロー(青)を混ぜると黒になります。

代表様には「画面と印刷物では色が異なります」と予めお伝えはしました。
それでもやはりできるだけ良いものを納品したいので苦労しましたね。校正も8校くらいは行ったと思います。減法混色をあえて3色混色(今回はM95,Y36,K45)にして色のブレが少ない似た色にすることで無事納品。印刷のお仕事はウェブのお仕事と違い、刷った後修正が効かないので本当に怖いです。

納品したうちの一つ、二つ折りのメンバーカードです。200枚で15,920円(別)となります。 実際は他にも色々同時にご注文いただきましたので割引させて頂いております。

次回増刷の際内容に変更がなければアルミ板を作り直す必要がありませんので、印刷費のみのご請求となります。

度重なる校正と説明を聞くのに時間を費やしていただき誠にありがとうございました。

みんなで一生懸命作ったので、是非ル・アンジュ様のご発展に役立つことを心より願っております。

ご注文誠にありがとうございました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

<追記>
現在カンボジア時間の21時45分。仕事終わってビール飲みながらこれ書いてます。
また当たりました。5000リエル(1.25ドル)です (笑)こんな事で運を使いたくはないので、昨日の10000リエルと合わせて明日スタッフにビールおごります😁